【PCR検査】IDEXX 猫上部呼吸器疾患(FURD)を受けました。シャルトリュー 男の子 1歳半

動物病院

シャルトリュー ぽっぷくん(1歳5ヶ月)がIDEXX RealPCRTM検査「猫上部呼吸器疾患(FURD)」を受けました。検査費用や検査項目、検査結果などについて記事にしようと思います。

猫上部呼吸器疾患(FURD)について

正式名称は「猫上部呼吸器疾患/猫結膜炎パネル(FURD)」です。猫風邪、結膜炎と思われる症状が続く場合や症状がひどい時などに受ける感染症のPCR検査です。猫ヘルペス、猫カリシ、クラミジア、マイコプラズマ、ボルデテラ(百日咳)、H1N1型インフルエンザの6種類のウイルスを調べることができます。

検査を受けた理由

子猫の頃から数ヶ月に1、2回程度、片目が開きにくくなる症状が出ることがあり、寝起きに起きることが多いです。この症状は30分~1時間、長くても3時間程度で治まることがほとんどなので、病院で診察を受ける頃には症状が落ち着いていることが多いです。目の検査(フルオレセイン染色)では眼球に傷があったことはなく、マイボーム線も詰まったりはしていません。

2つの病院で複数の獣医師で診察を受けたり、相談したことがありますが、症状が軽く、症状も治まるのが早いので、はっきりした原因が分からないままです。獣医師によって見解が違うのですが、可能性としては「顔の肉で目元が圧迫されている」、「小さい時に猫風邪に感染していてその影響が出ている」、「何らかのアレルギーがある」と言う感じでした。

目の症状は頻繁に起こるわけでもなく、毎回症状も軽いとは言え、子猫の頃から継続して症状があるのと以前からくしゃみも時々しているので、「猫上部呼吸器疾患(FURD)」を受けたいと主治医に伝えようとしていたら、主治医のほうから検査を勧めてくれました。

検査した日は、今までで1番目(左目)がうまく開かない、開きにくい、涙も目ヤニも出ていて、症状もしっかり出ていたのと、くしゃみもしていました。これくらい目の症状があると検査も問題ないとのことで、猫風邪などの感染症の可能性も考慮して、IDEXX RealPCRTM検査「猫上部呼吸器疾患(FURD)」を受けました。目の洗浄をすると目の奥に目ヤニと膿のどろっとしたものがに溜まっていました。

検査費用

IDEXXのPCR検査「猫上部呼吸器疾患(FURD)」は、1万円くらいはするそうなのですが、掛かりつけ病院だと検査費用は税抜き7500円(税込み8250円)だったので、かなり良心的な値段でした。PCR検査で外注検査なので、10000~15000円くらいは掛かると思っていたのと主治医の先生も費用が掛かることを気にされていたのですが、想定より安くて有難かったです。

さらにアイペット保険の通院70%の割引適用になったので助かりました。

検査結果

症状が軽い場合や検体を採取する所によっては、感染していても検出されない場合やヘルペスは1型しか検出できませんが、6項目とも全て陰性(-)でした。

RealPCRTM検査
■猫上部呼吸器疾患(FURD)パネル
検査項目
猫ヘルペスウイルス(FHV-1) : -
猫カリシウイルス(FCV) : -
Chlamydophila felis(クラミドフィラ・フェリス) : -
Mycoplasma felis(マイコプラズマ・フェリス) : -
Bordetella bronchiseptica(ボルデテラ・ブロンキセプティカ) : -
H1N1 Influenza : -

猫上部呼吸器疾患(FURD)を受けてみた感想

今回は今までで1番目が開きにくく、目ヤニも涙も出ていたので、猫ヘルペスか猫カリシあたりが陽性になるかもと思っていましたが、6項目とも陰性でした。猫風邪などの感染症ではないことは分かったのでよかったです。ただ、症状が軽い場合や採取する場所などの関係でうまく検出されないこともあるそうです。

目が開きにくくなって涙目になる症状は、寝起きに起きることが多いので、顔の肉で目が圧迫されているか、やはり何らかのアレルギーがあるのかもしれません。目の症状が出ている時にスペクトラム ラボのアレルギー検査 92項目を受けてみようと思います。

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